転職するまでに考えておくべきお金にまつわる3つのこと

壁殴代行投信顧問です。

フォロワーのたくみ君(@takumi_hagetaka)から

転職関係含め読んでますよ、とお声掛けいただいたり

銀行員各位と転職の話になるので、ボクの経験だけですが、

伝えておきたいことを追記しておきたいと思います。

 

1.住居にまつわるお金

3年以上勤務していれば退職金が発生するので

心配はないと思いますが、もし住まいを替わる必要があると、

新しい住居の敷金・礼金が発生します。

会社が社宅や借り上げ制度をやっていれば心配はいらないでしょうが、

みんながみんなそうはいきません。私もそうです。

この件は大半の転職者が避けて通れません。

保証人とお金、ここだけは確実に抑えること。

あと先に物件をしっかり押さえられるかどうか。

転職ということになると、不動産会社が嫌がること多いです。

私は前職のが所属企業が上場企業だったのを利用しました。

 

都内23区で築10年以内のワンルームを探すと、

20㎡で快適な暮らしを得るには最低でも6.5万~7万円くらいは

月々かかります。

逆算してみて下さい。

敷金・礼金が仮にそれぞれ一ヶ月

不動産への仲介手数料が家賃一か月分

 

計約20万円前後+火災保険料約3万円+鍵等費用等5万円

=住居に関わる初期費用計 約30万円

ここに引越し費用も検討しておかないといけないですから、

最低でも50万円くらいポンと出せないと、転職した後

大変なことになります。頭の片隅にでも入れておいて下さい。

 

逆に言うと、これが準備できない奴は転職するな。

多分そういうレベルの人間では次でもうまくいかないと思うから

ちゃんと金貯めておけ。

 

2.給料

皆さんの転職への思いは明るい話のような気がしてらっしゃるでしょうが、

残念ながらそんなに甘くはないのです。

基本的に転職するということは「自分の労働力を安い指値で売却する」

ことに他ならないのです。しかも市場取引ではありません。

相対取引です。相手が安い指値にまた吹っかけてくるとことに

約定しないといけないなんていう、不利すぎる世界です。

 

結論から言うと、前職の年収1年分くらいは準備すべきです。

次の会社がうまくいくなんて確証ないでしょうから。

間違いなくうまくいくなら、あなたは新卒時や転職時に

今のようになることなんて考えてなかったでしょう。

あなたが招いたこの結果は、もっと負のスパイラルを生み出す可能性があります。

先ほどの住居費用とは別に、最低年収一年分の貯金の準備をしておきましょう。

できない・やろうとしないなら所詮そこまでしか考えられないと

いうことでいいのではないのでしょうか。それも人生です。

 

3.生活水準の見直し

前職は間違いなく給料が高いと考えれます。

従って、前職のような生活水準での生活が絶対的に難しくなります。

都内なんかだと、仮に20万円の手取りだったとして、家賃で約7万円ほど

取られて行く中で、前職と同じ生活は望めないのです。

ボーナスですか。ありますけど下がりますよ。

そのままの生活、ホントできますか。

だから「貯金がある」等という方もいるでしょう。

でも、そうなるともう負のスパイラルですよ。

自転車操業状態でやっていくと、必ず詰まります。

そのあたりも覚悟すべきです。

 

以上です。

ぶっちゃけた話、

 

金がないなら転職スンナ

 

ってことです。きびしいですが

今の日本で貯蓄の出来ない奴が転職して

そのままうまくいくなんて、幻想ですからね。

 

また転職活動話に戻ります。